「RMB26」での塗装
中東情勢の影響により原材料が不足し、塗料類の価格が高騰していることから、塗料・溶剤をより効率的に使用することが求められている。
同社は4年前に高塗着塗装機「RMB26」を上市し、多くの塗装ラインにおいて塗料使用量の大幅な削減を実現してきた。同社独自の高電圧制御技術の開発により、安全性が飛躍的に向上したことで、被塗物との距離を50㎜まで近づける静電塗装が可能となった。これにより、塗着効率が格段に向上した。
RMB26はロボット用ベルとして展開を開始したが、今年になってレシプロケータ搭載モデルを追加し、更にロボット用ガンタイプもラインアップに加えた。
また、塗料経路および塗料供給ポンプの洗浄時に、気泡を混合した洗浄溶剤を吐出することで、洗浄に必要な溶剤使用量を著しく削減することができる「クイッククリーナーヘッド」と「ポンプ洗浄ツール TSU2」を上市している。
クイッククリーナーヘッドは、使用時に調圧した圧縮エアを別途供給する必要がある。一方、TSU2は、洗浄対象のポンプが洗浄溶剤を吸い込む際に、自然吸気によって同時にエアを取り込む構造となっている。そのため、TSU2本体を洗浄溶剤の容器内に設置するだけで、気泡を混合した洗浄溶剤を生成することができる。
同社は今後も、現場の課題に寄り添った革新的なソリューションの開発を通じ、顧客が求める省資源化・コスト削減の要求に確かな技術力で応え続けていく。