P‐cat光触媒表面活性化剤の実証効果(㊧塗布前㊨塗布後半年)
水谷ペイントの子会社であるエム・エイチ・エルは、コンクリート表面を光触媒機能化させる「P‐cat光触媒表面活性化剤(水性)」を開発した。同製品は、住宅の外構部分のコンクリートブロックなどの汚れに対し、ローラー等で塗布するだけで光触媒機能を発揮する。カビ等で黒ずんだ汚れを落とし、長期間にわたり防汚性や防カビ性を維持し、きれいなコンクリート表面を保つ。 コンクリート外構部は高圧洗浄により汚れを落とすのが一般的であり、水圧によって基材が削れることがあった。同製品では、直接コンクリート表面に塗布することで、基材の粒子と光触媒粒子が結びつき、固定化できる。前処理や後処理が不要で、カビ、藻、ばい煙、臭気などの有機物を分解・除去する。効果も最低3~4年は維持する。 同製品の基本技術には、同社のACパウダーが採用され、反応は水中・常温常圧で進む。無機粒子を囲むように光触媒が配置、強固な構造を持つ。水谷ペイントの水谷勉専務は、「改修用途だけでなくコンクリートメーカーからも引き合いがきている。コンクリート基材と、ACパウダーが結合し、光触媒機能を発現するが、安全性も高い」と製品の説明をする。