ポップアップステージ(東内)のCLTキャビン
大東建託は11月13日、大阪・関西万博で提供した屋外イベントステージ「ポップアップステージ(東内)」に使用した国産材を、建築資材や現場資材として再利用することを決定した。
CLTキャビンはユニット構造のため、そのまま輸送が可能で、建設現場の事務所やPRスペースとしての活用を検討している。ウッドデッキ材はリサイクル・パーティクルボードとして再製品化され、住宅の壁下地材として全国47都道府県の建物で再利用される予定だ。
また同社は、日本館の「CLT再利用パートナー」に選出されており、東京都江東区の「ROOFLAG賃貸住宅未来展示場」において、展示モニュメントやノベルティ制作への活用も予定している。再利用される国産材の総量は約72㎥で、構造材約9100本分、二酸化炭素固定量では約44t分に相当する。
大阪・関西万博は、SDGsの達成や日本の国家戦略であるSociety 5・0の実現を目的に開催されている。同社は2024年6月に協賛を決定し、国産材の安定供給と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進している。2019年からは複数の実験施設で国産材活用の新工法開発を進め、建材の9%を国産材で構成する目標を掲げている。CLTの使用量についても、2028年度までに2024年度比で8倍へ拡大する計画だ。
さらに、2025年2月には住友林業と業務提携を締結し、国産材の供給体制構築と利活用拡大を目指している。