ナトコは、低温高耐候アクリル焼付塗料「アクリストDX」を好評発売中である。
地球温暖化の抑制を目指し二酸化炭素の排出を減らす取組みは、現在では政府、企業だけでなく各家庭、個人においてもその行動が求められている。塗料の種類や塗装プロセスの見直しによるCO2排出量削減が模索されているが、工業用塗料の業界においては、焼付硬化温度の低温化がその手段として用いられることが多くなってきた。
最も排出削減効果が大きい例としては、150℃で焼付をしていたアクリル焼付塗料を2液混合型のウレタンに置き換えることで、80℃まで低温化を図れるケース等がある。しかしながら、これには塗料コストの大幅な上昇や、硬化剤の混合という新たな手順が加わることへの抵抗感があり、普及については時間がかかるものと思われる。
「アクリストDX」は、コストを抑えながらも一般的なアクリル焼付塗料より耐候性に優れ、かつ低温化も図ることが可能な、バランスの良い製品となっている。
アクリストDXの特長は、アクリル焼付塗料の標準的な焼付温度が150~160℃であるのに対し、同製品では120℃と低温での焼付が可能。CO2排出量が約20%の削減となる。
アクリル焼付塗料の標準的な耐候性はサンシャインウェザオメーターで400~500時間であるが、同製品では720時間での光沢保持率が90%以上(色相:ホワイト)と高耐候。屋外使用時の退色や白亜化を抑制できる。
エチルベンゼン、MIBK等を使用しておらず特化則に対応(2025年5月現在)。鉛、クロム等重金属を意図的に使用していない環境対応製品である。
淡彩系の調色品は厚膜タイプも用意。縦面で40μまでタレ、ワキもなく塗装が可能。
℡0561・32・2285