「CA‐200」本体イメージ
東陽テクニカ(東京・高野俊也社長)は、自社製カラーアナライザー「CA‐200」を6月2日から販売開始した。
同製品はLED光源を採用し、測定時のみ点滅することで電力消費を抑えながら高精度な色彩・光沢の測定を可能にする。従来の金属製で強力な光源を使用した製品と比較すると、樹脂成型でLED光源を採用することにより本体重量140gと非常に軽量で、さらにコードレスで使用できるため、ハンディ使用における長時間測定や広範囲・複数対象の測定に適している。
色彩の判定は、光の強度や色温度特性の影響を大きく受ける。また、光沢に関しても視野角による影響があり、数値定量化が困難とされている。「CA‐200」は、これらの課題を解決するため、測定対象(サンプル)への入射光を均一にする積分球技術を採用。積分球は、内部で光を乱反射させることで均一な光をサンプルに照射し、より精度の高い光計測を実現する。また、装置内のデジタル色センサーはRGB波長の強度を正確に計測し、色調の数値化を可能にする。
さらに、独自技術により、LED光源からの光は直接サンプルに当たることを防ぎ、球面内の反射材により乱反射を繰り返しながら均一化される。この均一な光をサンプルに照射し、反射光としてセンサーへ送ることで、高精度な測定が可能になる。同製品は、省エネルギーと高精度測定を両立させた測定機器として、さまざまな分野での活用が期待される。
主な用途は、製品の彩色・光沢などの色管理/液体染色や塗装の管理/塗膜・塗料の色調・光沢など経年変化の研究/製品補修時の色調・光沢管理/金属熱加工製品に対する焼入れの均一性管理。
℡03・3279・0771