「ぬり助」による膜厚測定と帳票出力のイメージ
川田工業が開発した塗膜厚管理システム「ぬり助」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されたと、3月18日に発表した。
従来の塗膜厚管理では、膜厚計の読み値を記録用紙や野帳に手書きして持ち帰り、表計算ソフトに転記入力して結果判定と帳票化を行っていた。また、デジタル膜厚計によるデータ転送する場合においても、ローカルのPCに転送して表計算ソフトに落としてから帳票を作成する場合が一般的だった。
「ぬり助」は、デジタル膜厚計をスマートフォンに接続し、測定データをクラウド上に保存、結果判定や帳票作成を自動化する。従来のアナログ膜厚計による手作業を大幅に簡略化し、効率性や精度向上が図られる。測定と記録が同時に一人で作業可能となり、省人化にもなる。転記ミスが防止されるとともに、ペーパーレスの実現に貢献する。
なお、国土交通省およびNEXCOの帳票形式にも対応しており、即座に現場で活用できる点も評価された。川田工業では、橋梁を中心とした施工現場で使用するほか、今後、サブスクリプションサービスとして社外へ提供できるよう準備を進めている。