「MAZDA CX-80」と授賞者チーム
日本流行色協会は、優れたモビリティのカラーデザインを顕彰する制度「オートカラーアウォード2024」を12月13、14日に東京都江東区の東京国際交流館プラザ平成にて開催し、グランプリを決定した。
全ノミネート11車両の内、グランプリに輝いたのは、マツダの「MAZDA CX-80」。プレゼンテーションのテーマは、「ELEGANCE & EMOTION〝デザイナーとペインターの共創と挑戦〟」。カラーは、エクステリア=メルティングカッパーメタリック、インテリア=ブラックであった。
エクステリアのカラーは「溶けるような銅」をイメージし、磨き整えられたような洗練された柔らかな光を持つ銅をカラーで表現した。開発には、デザイナーのイメージをモデラーがオブジェで表現し、ペインターと色の共創を重ねた。色開発では、そのまま銅の色にしてしまうと、赤味が強すぎてしまう。そのため材料の選定を見直すなどにより、色味を抑えモダンでエレガントなカラーが生まれた。塗装系は3C1B。
受賞の理由として審査員等からは、「カッパーの新しい表現を追求し、見事に実現した。内外装がしっかりコーディネートされ、カラー、マテリアル、フィニッシュの3つのバランスが完璧に仕上がっている。細部までデザインにこだわり、それが一つの物として完成して、圧倒的な存在感を生み出している」と、評された。
特別賞はスズキの「スイフト」(クールイエローメタリック ガンメタリック2トーンルーフ)が選ばれた。同車種の市場調査から「スイフト=スポーティではない」というメーカーが予想していない意見から、「スイフトってこうだよね」という自分たちの思い込みを見直すところから始まった。
エクステリアのルーフ色には、グレー色を採用。イエローとのコントラストの評価が高かった。ほか審査員等からは、「新しいスポーティを追求し、伸び代を感じさせる原石を生み出した。このCMFが次世代の車への高い関心を集めるきっかけになるだろう」と、受賞の理由を述べている。
なお、受賞車両ほかエントリー車両の解説と写真は『WEB塗料報知』で記事掲載している。https://www.e-toryo.co.jp/