2成分形変成シリコーン系シーリング材「スキャロップシール?」
セメダインは6月21日、ほたて貝殻を粉砕して製造したバイオマスフィラーを2成分形変成シリコーン系シーリング材へ配合した「スキャロップシール®」を大林組と共同開発したと発表した。
今回の開発では、2成分形変成シリコーン系シーリング材に含有する炭酸カルシウムの約30%を、ほたて貝殻を粉砕したバイオマスフィラーで代替することで、炭酸カルシウムの製造時に排出されるCO2を削減した。
また、ほたて貝殻の主成分は炭酸カルシウムで、難燃性および分解されにくい性質から焼却処分が難しく、処分方法が課題となっているが、この貝殻を粉砕してバイオマスフィラーとして再利用することで、廃棄予定のほたて貝殻の有効活用として廃棄物削減へも貢献する。
「スキャロップシール®」の防水シーリング材としての性能は、外装シーリング材として多く使用される2成分形変成シリコーン系シーリング材「POSシールタイプⅡNB」と同等の性能を有しており、JIS規格も取得済(JIS A 5758 F‐25LM‐9030)。また、仕上げ塗料との相性の良いノンブリードタイプとなっており、外装を中心とした幅広い仕様に適用が可能である。
同社はスキャロップシール??の普及を進めることで、脱炭素、廃棄物削減につながるカーボンニュートラルの実現に貢献していく。