BASF自動車OEM塗料カラーレポート
BASF(本社:ドイツルートヴィッヒスハーフェン)は1月17日、昨年秋に発表した自動車のカラー トレンドで、従来の自動車の色域が変革期を迎えていると発表した。自動車カラーの基礎を形成してきた無彩色のホワイトは、乗用車で最も人気のあるカラーとしての地位を維持し続けているが、シェアは著しく減少。対照的に、ブラックの人気が急上昇し、ホワイトのシェアを奪って人気を拡大しているとのことだ。
一方、有彩色は安定しており、全市場シェア(19%)に大きな変化はない。ブルー、レッド、ブラウン、ベージュなど幅広いカラーがあり、ユーザーの人気を維持している。
アジア太平洋地域は、豊富なエフェクトバリエーションの有彩色が増加。ナチュラルカラーの人気も高まり、特にグリーンが増加した。明るいカラー、特に明るいグレー系やシルバーの人気が高まっている。同地域のカラーがより多様である理由の一つに、ボディータイプの豊富さがある。新エネルギー車(NEV)には、特にグリーンとパープルの影響を受けたカラーなど、新鮮なカラーが見られている。
同地域の自動車カラーデザイン責任者松原千春氏は、「新興自動車メーカーはアジアで新車を開発する中で、通常の色域以上のものを求めている」と話す。