補強工法の表面処理
インフラ等の老朽化が深刻だが、廃棄物問題、脱炭素、地球環境の保護といった社会情勢から、従来のようなスクラップアンドビルドの考えは許容されなくなっている。
染めQテクノロジィでは、古いモノを壊さず、再生・延命を図る工法を・社会インフラテックで紹介した。
補強工法は、新素材の表面処理効果で、コンクリートやスレートなど対象物と一体化を図ることで、強力な補修・補強を実現した。この補強工法を支える多様な特殊工法も開発している。低温時工法は、5℃以下では施工不可能であった従来の塗装工事に対し、マイナス10℃での施工を可能とし、冬場の施工を実現した。高湿度工法は、通常は湿度が80%を超えると作業できないところを、夏場などの湿度90%以上の高湿度環境での施工を可能にした。湿潤面工法は、スプラッシュゾーン、トンネル内、橋桁など水分があっても除去を不要とし、水に濡れる場所での施工を実現した。
施設の老朽化でつきまとう錆には「染めQパワー防錆」を用意。防錆塗装で手間のかかるケレン作業で、活膜は残して錆や浮いている塗膜を落とす程度の3種ケレンで済む。密着力にも優れ、従来の顔料に比べて粒子をナノサイズ化したことで皮膜面の深部に浸透し、長期間錆を抑え込む。この皮膜面との密着性の向上により塗装回数を削減。また、塗装工程の削減に伴い約4割の工程短縮を実現し、施工性を向上したという。
同社では、建て替え予算の不足に悩む事業主に対し、再生・長寿命化を図りながら、廃棄物無し・短期施工・低コスト施工をアピール。改修時の稼働停止不要や、長期保証を併せて展開する。