東洋アルミニウム(楠本薫社長)と緑マーク(緑川國夫社長)は、協業によるオール無機塗料を開発し、産業技術総合研究所(石村和彦理事長)を加えた3者で共同特許を出願した。
今回の開発の経緯は、産総研の焼成(600℃以上)工程を行わずセラミックや金属を膜付けコーティングする技術を緑マークが引き継いだ。緑マークは埼玉県から二つの開発支援補助金を受け、東洋アルミとの協業により進化型有機金属分解法となる「Advanced MOD」技術の基礎開発・応用開発を行ってきた。
従来のオール無機塗料では、膜厚が厚くなるとクラックが発生していたが、開発した塗料は当該特許技術により厚膜塗装でも、ガラス状のクラックが発生しない点が特徴。このことで防錆耐用年数のさらなる長寿命化が期待される。
今回の高耐候性塗料の開発により、沿岸・湾岸の鋼構造物(橋梁・クレーンなど)への防錆塗料において、この分野におけるインフラの老朽化対策や、雪国で使用する車両の床下塗装に多大な貢献ができるとしている。
℡03・5501・0776(東洋アルミニウム)