根上工業(石川・ 西田武志社長)は、 ウレタン 架橋微粒子をベースとした中空粒子製造技術を開発し、製品名「アートパールH 600T」 として、5月から市場展開を開始している。
これまで、内部に空間を持つ中空粒子は、軽量・断熱・光拡散性の特性を有し、電気電子・建材分野で応用されてきた。しかしながら、シリカやアクリル樹脂などの硬質素材を使用した既存の中空粒子は硬くてもろいという課題があった。
同社は、 独自の重合法 を駆使して、シェル材料殻に高靭性・高強度の架橋ウレタン樹脂を適用し、中空粒子特有の特長を生かしたまま、取扱い性の向上を実現させている。想定用途に屈折率を生かした光学部材・塗料、断熱性を利用した建材、低誘電性を応用した電気電子用途がある。
TEL 0761・55・3121
「アートパールH 600T」の物性と形状